涙。
昨日は
ダイノジおおちさん
タカさん
パンクブーブー ジュン
ニブンノゴ 宮地
ネゴシックス
オリエンタルラジオ 藤森
と飲みました。
場所は焼肉屋

タンクトップで前掛けをした僕に
タカさんが
「金太郎みたいになってんじゃねえか」
と言いました。
しかし、タカさんも

前掛けが邪魔だったのか、後ろによけていました。
ボーイスカウトじゃねえかよ。
って言うか、その状態にするなら意味ないから外せばいいじゃん。
いやあ、昨日は飲みましたね。
めちゃくちゃ飲みました。
めちゃくちゃよっぱらいました。
店のおばちゃんが「サイン書いて」と言って
色紙と油性マジックを持ってきました。
とても気のいいおばちゃんなので断る理由がありません。
しかし、よっぱらいに油性マジックを持たせてはいけません。
僕はジュンのメガネを奪い
レンズを黒く塗ろうとしました。
普通メガネを油性マジックで塗られそうになったら
「ちょっと待ってくださいよ」
と言って絶対抵抗するでしょ。
ところが日本一のイエスマンジュンは
「大将がやりたいならやってください」

全然面白くないラジオのDJみたいになっちゃいました。
焼肉屋は爆笑。
僕は調子にのって宮地のメガネを奪いました。
普通は
「ちょっと待ってくださいよ」
って言うでしょ。
しかし、ジュンが爆笑をさらったのを
宮地は目撃してしまっているのです。
芸人はそこに爆笑があるのであれば
メガネを黒く塗りつぶされる覚悟はいつでも出来ているのです。

AV男優です。
またまた焼肉屋は爆笑。
僕は調子にのって藤森のメガネを奪いました。
普通は
「ちょっと待ってくださいよ」でしょ。
しかし、藤森は2人の爆笑を目撃してしまっているのです。

可愛い。
焼肉屋は大爆笑。
藤森はメガネにイタヅラ書きをされたと言うのに
「僕のほうが面白く書いてもらって、悔しいでしょ」
と宮地とジュンに自慢。
その時、
ネゴシックスが自ら油性マジックを手にしました。

「俺はメガネかけてねえからホクロ書くしかねえでしょ」
と言って顔中に点々を書き始めたのです。
本当芸人って変な生き物ね。
この日も
思い出を語り
お笑いを語りました。
時には笑い、時には熱く
真剣に語りました。
ただし、ルックスは
黒いメガネ
顔面に点々
ボーイスカウト
金太郎です。
みんな自分のルックスを忘れて熱く語りあいました。
おおちさんが僕のことを
「優しい」
と言ってくれました。
天邪鬼の僕は
「僕は優しくないよ。
今はみんなと楽しく過ごしてるけど
俺はどこかで冷めてる部分があるから
いつか一人でいなくなる時が来るかもしれない」
よっぱらって、なんか気持ち悪いこと喋っちゃってんな
と思った僕は空気を変えようと思って
「俺はおおちさんが面白いから付き合ってるだけで
おおちさんが面白くなくなったら
スパンって(大きな声で)縁切るからな」
後輩達が笑う。
さらに僕は
「スパムって縁切るからな」
「いや、スパムって」
藤森がつっこむ
後輩達が笑う。
するとおおちさんが
「そんな悲しいこと言わないでよ」

突然、泣き出したのです。
「俺は品川がどう思ってるか分らないけど
俺は品川のこと好きだから」
優しい男だな。
おおちさんとは12年の付き合いです。
同い年だけど1年先輩。
昔7丁目劇場という劇場があった頃
品川庄司とダイノジはライバルと言われていました。
まだ吉本に入ったばかりの僕は
気が強くて
しょっちゅう大谷さんと喧嘩していました。
7丁目劇場が閉館のときも
僕と大谷さんは喧嘩をしました。
その時に止めに入ったおおちさんに
僕は
「てめえはすっこんでろ」
と言って
おもいっきり頭突きをかましました。
おおちさんは鼻血を出しながら
「ヒロシ、クールになれよ」
と言いました。
「クール」ってっ。
そんで「ヒロシ」ってヒロシって今まで呼んだ事ねえだろ。
そんなこと思いつつ僕はさらに
「てめえは、黙ってろよデブ」
と言いました。
するとおおちさんはさらに鼻血を出しながら。
「おい。ヒロシ。俺は先輩だぞ」
と叫びました。
もっともです。
また別のとき
大谷さんと僕が喧嘩をしました。
チャイルドマシーンの山本が
「仲直りせいや」
と言って僕と大谷さんに握手をさせました。
おおちさんは関係ないのに
それを見て
「仲直りしてくれて良かった」
と言って泣きました。
おおちさんが
初めてエアギターで優勝したとき
僕はおおちさんにシャンパンを開けて祝福しました。
その時も
「こういうのヤバイって」
と言って目に涙を浮かべてました。
弁当をみんなに隠されて
「弁当返してくれよ」
と言って泣いたこともありました。
本当に
デブで泣き虫で優しい男です。
池中玄太です。

朝の4時半
グデングデンに酔ったおおちさん。
朝の6時に新幹線に乗らなければいけないおおちさん。
さっきまで泣きながら焼肉食っていたおおちさん。
「おおちさん。帰りましょう」

「うん。ラーメン食って帰ろう。」
まだ、食う気かよ。
「もう、6時に新幹線乗らなきゃいけないんでしょ。帰りな」

しょぼーん。
僕は優しくないけれども
優しい男達に囲まれています。
やっぱ死ぬまでみんなと楽しく過ごしたいな。
なんて思いました。
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